スワップ

FXトレードを行うにあたって外せないものに、スワップがあります。スワップとは「交換」という意味があり、FXの世界では異なる通貨の金利差を調整するために交換されるお金という意味で通っています。

少々説明が回りくどいですが、日本は現在マイナス金利といって世界最低水準の金利が続いています。銀行にお金を預けても一向に増えないのはこのためですが、世界に目を向けると金利の高い国はたくさんあります。今では少しパワーダウンしてしまいましたが、オーストラリアドルやニュージーランドドルは高金利通貨の代名詞として日本人投資家からも絶大な人気を誇っていました。

日本円を売って高金利通貨を買うポジションを持っていると、金利差を調整するために毎日スワップポイントという利息が入ってきます。以前であれば豪ドル円の買いポジションで1万ドルあたり100円少々のスワップが出ていたので、毎日それを持っておくだけで100円少々の金利が入っていました。

こうした利益を狙えるのも、FXの面白さです。筆者は実際に豪ドル円の買いポジションを3年半ほど保有して、数十万円のスワップを獲得したことがあります。





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