損切り貧乏の典型パターンその1

相場には色々な格言や名言がありますが、そんなひとつに「損切り貧乏」という言葉があります。言葉を見ただけでだいたいの意味が分かるような気もしますが、何とも言えない響きの言葉です。

損切り貧乏はずばり、損切りばかりしていてどんどん手持ちの資金を減らしてしまうようなタイプの人を指します。典型的なパターンがいくつかあるので、今回からそれを順にご紹介したいと思います。

損切りをしているからと言って必ずしも戦術が正しいわけではなく、むしろ損をしているということを再認識して、できれば損切りをしなくて済むようにしたいものです。

その1として最もよくあるパターンをご紹介しますと、小刻みに損切りをして、すぐにまたそれを取り返そうとしてエントリーを繰り返すというものがあります。

損切りをしたので1回あたりのトレードで失った資金は大したことはないのですが、それを取り返そうとして安易にエントリーをしてまた損切りということを繰り返していると、どんなに1回あたりの損失が小さくてもやがてそれがスッテンテンになるほどの金額に膨れあがってしまいます。

1回のトレードでそれほどダメージを受けないので気づきにくく、ご自身が損切り貧乏になっていないか一度自問自答をしてみてください。



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