たった1回のFX取引で全額を失うパターン

FXには資産を全て失ってしまうリスクをできる限り抑えるために、強制決済と逆指値注文というセーフティーラインがあります。

しかし、このようなセーフティーラインがあっても、たった1回の取引で借金を背負ってしまうパターンがあります。

このパターンは、金融市場に世界的に大打撃を与えるとんでもないニュースが流れることによって、為替市場が大混乱となった時に起こる可能性が高いです。

為替市場に大混乱を起こすニュースは、中央銀行の政策金利変更といったレベルを遥かに超えるものであり、例として次のニュースが考えられます。

・世界的な金融機関が急に倒産した。
・主要国の国債が紙切れ同然の状態になった。
・大災害により各国に天文学的な被害が起こった。
・戦争が始まった。

これらの例は例えばの話であって、実際に起こったら為替市場が大混乱になるとは言い切れませんが、このレベルの凄まじいニュースによって為替市場が正常に機能しなくなり、FX業者によっては全く取引できなくなる可能性もあります。

国債の紙切れ化や戦争など、世界規模のとんでもないニュースによって為替市場が正常に機能しなくなると、FX業者によっては取引が全くできなくなる可能性があります。

規模が小さい業者や、システム面が比較的弱い業者などがそのような状況に陥りやすいようです。

もしも取引が全くできない状態になってしまうと、チャートで為替の実勢価格も確認できなくなりますし、注文も不可能となるため、新規注文はおろか損切りも不可能となってしまい、スプレッドも異常値になる可能性があります。

そうやって情報確認もままならず、損切りも何もできない状態が数十分ほど続いてやっと取引が再開できると思ったら、いきなり強制決済され、しかも通常の強制決済のラインを大幅に超えていたために、一気にマイナス資産を抱え込むことになるということも起こり得ます。

以上のことは早々起こることはないと思いますが、近年で起こった例として、スイスフランショックが挙げられます。

日本国内でスイスフランを取引している人は全体的に見れば少数ですが、それでも一気に莫大な損失を被った投資家が多数存在しています。



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